ファッション通販の先進国と言えば間違いなくアメリカであり、20世紀前半には、アウトドア商品や衣服の情報が掲載されたカタログを顧客の家庭に郵送し、郵便や電話によって注文を受け付けるビジネスが成立しました。それらの会社は現在も存続していて、日本を含む世界中で事業を展開しています。日本でも戦後、同様のビジネスが広まりましたが、1990年代後半になると、衣料品量販店が人気を博したこともあり、通販は下火になったように見えます。ですが、インターネットの普及により、これらの会社や、もっと小規模なアパレル会社や個人経営のセレクトショップ、あるいはデザイナー自身がファッション商品の販売を行うことが容易になり、その魅力が見直されつつあるのです。
たとえば、新しいシャツを探しているとしましょう。日本全国にある衣料品の量販店やスーパーマーケットに行けば、簡単に購入することができますが、もっとオリジナリティがある商品が欲しくなることもありますよね。そんな時は、インターネット通販を使うのがおすすめです。ファッション専門サイトで探しても良いのですが、欲しい商品の名称や特徴をキーワードにして検索エンジンでお店を探したり、総合ショッピングサイトの中にあるお店を見たりすれば、新しいお店で意外な掘り出し物が見つかることもあります。
ファッションは、ただ着ることだけが目的ではなく、裏通りにある小さなお店を巡って店員さんと知り合い、服の作り手の気持ちを知るという、宝探しのような楽しみ方もありますよね。インターネット通販を使うことで、路地裏のショッピングを体験しましょう。